連載「子どもも喜ぶ野菜麹ごはん」
チーズや生クリーム不使用!冬にぴったりの「塩麹豆腐で作るカルボナーラ風ペンネ」
まるでチーズのような味わいの“塩麹(こうじ)豆腐”を使って作る「カルボナーラ風ペンネ」のレシピを、発酵食品ソムリエの「ほのむすび」こと宮澤穂乃香さんに教えてもらいました。
「豆腐は塩麹に漬けておくと、酵素の働きでチーズのような風味・食感になります。そのまま食べても十分美味しいですが、今回は塩麹豆腐を使って、チーズや生クリームは不使用の冬にぴったりのクリーム系ペンネを作ります。カロリーも控えめで、コクもありつつさっぱりと食べることができます」(宮澤さん)
教えてくれたのは
親子向け食育イベントの開催や、麹などの発酵調味料を使った簡単時短レシピをInstagramで発信している。2022年4月に発酵食品ソムリエの資格を取得。札幌市在住で1児の母。
https://www.instagram.com/honomusubi/
冷蔵庫で寝かせるだけ「塩麹豆腐」
調理時間5分
(水切り・寝かせる時間は除く)
材料(1〜2人分)
絹豆腐
150g(1/2丁)
大さじ1
*今回は小パックのものを使用
作り方
- 豆腐はキッチンペーパーに包み、皿など重しをのせて一晩おき、しっかりと水を切る。
- ラップやキッチンペーパーの上に塩麹大さじ1/2を薄く伸ばし、表面の水気を拭き取った①をのせる。その上に残りの塩麹を伸ばして包み、容器に入れ冷蔵庫へ。
- 水分が出たら都度捨てる。3日目からチーズ風味の豆腐として食べることができる。
コツ・ポイント
- 1丁の豆腐を使う場合は半分に切ってから水切り、塩麹をまぶすなどすると扱いやすいです。
- 今回はペーストにするため柔らかい絹豆腐を使いましたが、そのまま食べるときは木綿豆腐でも。
- 2週間ぐらいで食べ切ります。置けば置くほどねっとりとチーズのような味わいになります。
寒い冬にぴったりのコク深い味わい
「塩麹豆腐のカルボナーラ風ペンネ」
調理時間15分
材料(2人分)
作り方
- ペンネを袋の表示通りゆでる。
- ボウルに卵を割り入れ、塩麹豆腐、玉ねぎ麹を入れてよく混ぜペースト状にする。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、軽く油を切ったツナ、ゆで上がったペンネを入れ全体に油が回るよう軽く炒める。
- ②を加えてサッと混ぜ合わせ、卵が固まり始めたら早めに火を止めて器に盛って完成。
コツ・ポイント
- 卵の加熱はお好みで。
- ツナ缶ではなくベーコンで作るとよりカルボナーラに近づきます。大人用は仕上げにパセリやブラックペッパーをかけても。
レシピ・スタイリング・撮影:宮澤穂乃香
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