インクルーシブ遊具設置 中標津・ゆめの森公園 大人向け健康器具も
【中標津】道立ゆめの森公園は27日から、屋外遊具施設を開放する。障害の有無にかかわらず一緒に遊べる「インクルーシブ遊具」を設置したエリアと、新たに健康器具を並べたエリアを整備したのが目玉。多くの人たちが、より楽しめる公園となった。
これまでビジターセンターの前にユニバーサルデザインの遊具を設けていたが、障害のある子供などがより安心して利用できるよう新たな遊具に入れ替えた。
ブランコは通常のタイプのほか、背もたれ付きで安全バーを装着して乗る安定性が高いものと、複数人で乗れる円盤形のタイプの3台が並ぶ。滑り台やトンネルなどを組み合わせた「コンビネーション遊具」の通路は、車いすが通れる幅になっているものを設置。最大10人が立っても座っても遊べる回転遊具もある。
健康器具は、子供と遊びに来た高齢者や保護者など大人も体を動かせる場所として整備した。体の側面や肩の筋肉のストレッチできる「わき腹のばし」や腹筋ベンチ、自転車のようにペダルをこぐ「クルクルサイクル」といった10種類の健康器具を備えた。
同公園の千葉秀明所長は「全世代が楽しめる公園になったので、多くの方々に遊びに来てほしい」と来場を呼びかける。開園時間(ゲート開閉)は4月が午前8時~午後6時で、5月からは午前6時~午後7時。
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