連載「子どもも喜ぶ野菜麹ごはん」

秋から冬にかけて食べたい!たっぷり根菜と麹で作る「おうち和ごはん」

ゴボウ、サツマイモ、レンコンといった根菜類は、秋から冬にかけての今が一番おいしく、栄養もたっぷり。この根菜と麹(こうじ)調味料で簡単に作れる「おうち和ごはん」のレシピを、発酵食品ソムリエの「ほのむすび」こと宮澤穂乃香さんに教えてもらいました。

「旬の食材が持つうま味と栄養をたっぷりいただいて、北海道の寒い冬に備えましょう。夜ごはんの際に多めに作っておいて、翌日のお弁当に入れたり、冷凍して保存しておくのもおすすめです」(宮澤さん)

教えてくれたのは

宮澤穂乃香さん

発酵食品ソムリエ

親子向け食育イベントの開催や、麹などの発酵調味料を使った簡単時短レシピをInstagramで発信している。2022年4月に発酵食品ソムリエの資格を取得。札幌市在住で1児の母。
https://www.instagram.com/honomusubi/

たっぷり根菜と麹で作る
「きんぴら風炊き込みご飯」

根菜と麹がたっぷり入った炊き込みご飯は、炊いている時から香ばしい香りで食欲がそそられます。麹に加え、ゴボウは水溶性・不溶性の2種類の食物繊維が豊富で、善玉菌のエサとなってくれるので腸も喜ぶごはんです。多めに作って冷凍しておくのがおすすめ。
調理時間30分
(炊飯時間は除く)

材料(大人1人・子ども1人分)

1合
ニンジン
1/4本(40g)
ゴボウ
10cm程度(30g)
油揚げ
1/2枚(30g)
大さじ1
大さじ1
みりん
大さじ1
150cc

作り方

  • 米は洗って30分浸水し、水けをきる。
  • ニンジン、ゴボウ、油揚げはすべてせん切りにする。
  • 炊飯器の内釜に米、しょうゆ麹、玉ねぎ麹、みりん、水を加えて軽く混ぜる。
  • ③に②を広げてのせ、炊飯器のスイッチを入れ、普通に炊く。
  • 炊き上がったら軽く混ぜ、具が均一になったら茶碗に盛る。

シンプルだけとクセになる
「サツマイモとレンコンの塩麹きんぴら」

塩麹を使うことで塩味だけでなく甘味もプラス。ホクホクのサツマイモとレンコンに甘じょっぱさが絡んだ、クセになる一品です。冷めてもおいしいのでお弁当にもおすすめ。
調理時間15分

材料(大人1人・子ども1人分)

サツマイモ
1/2本
レンコン
1/2節
小さじ1〜2
みりん
大さじ1
ごま油
大さじ1
いりごま
適宜

作り方

  • サツマイモとレンコンはよく洗い、皮付きのまま0.5〜1cm幅の半月切りにする。
  • フライパンにごま油を熱し、①を入れて中火で熱する。全体に油が回ったら弱火にし、ふたをして2〜3分加熱する。一度混ぜて再度2〜3分、焼き色がついてサツマイモが柔らかくなったか確認する。
  • みりんを入れてさっと炒めたら火を止め、塩麹を加えて全体を混ぜる。器に盛り、好みでごまをふる。

レシピ・スタイリング・撮影:宮澤穂乃香

2024
4/28
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