連載コラム「井澤綾華の働くママごはん」第25回
多世代暮らしの子どもの役割 家の中が明るく楽しく
井澤農園の春の作付けは、玉ネギがメインです。今月初旬から始まった玉ネギの植え付け作業は順調に進み、2週間で終えることができました。大型の農業用機械を使って植えるので、雨が降ると埋まる恐れがあるため、畑が乾くまで2日ほどは畑に入れないことがあります。今年は天候に恵まれ、幸先の良いスタートとなりました。
定植中は大きな機械が何台も家の周りを行き来するため、子どもたちが外で遊ぶと危ないので一緒に家で遊ぶ時間が多く持てました。おやつを手作りしたり、絵をかいたり、ごっこ遊びをしたり。おやつは、私の顔の大きさぐらいあるドーナツを作り、家族みんなで食べました。
わが家は1歳の息子から92歳の夫の祖父まで、4世代が同居していて、時には大じいちゃんに遊んでもらったりしています。私が用事がある時は、ほかの家族が農地に連れ出して土遊びをしてくれたりもします。3歳の娘はお話しが上手になってきて、会話もできるようになりました。子どもたちの存在感は大きく、夕食前に疲れ果てて寝てしまうと食卓がとても静か! 話題に困る時さえあります。
家の中を汚したり傷つけてしまうときもあるけれど、多世代同居の中では、子どもがいるだけで雰囲気が明るく楽しくなります。私に叱られても、ほかの家族があらゆる方向からカバーしてくれます。
頼り、頼られながら心地よく子育てができる環境を保っていけたらと思います。
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