【子ども向けおせち料理】ジュースで作るから簡単「リンゴきんとん」

おせち料理はお酒の肴(さかな)のようなメニューが多く、小さな子どもが食べられるものが少ないですよね。子ども向けメニューを追加して、みんなで食べられるお正月料理にしませんか?

子どもでも食べやすいサツマイモでアレンジした「リンゴきんとん」の作り方を、料理研究家の舛田悠紀子さんに教えてもらいました。

サツマイモと相性がいいリンゴで作るきんとんは爽やかな酸味と優しい甘さで、小さなお子さんにもぴったり。今回ご紹介するきんとんはリンゴジュースで作るのでとってもお手軽に作れます。

教えてくれたのは

舛田悠紀子さん

料理研究家

フードコーディネーター/北海道フードマイスター。「家族に食べさせたい、優しい料理」をコンセプトに活動。広告の料理製作、カフェのメニュー開発などを行う。全国メディアで料理コラムや動画を連載中。札幌市在住。
https://www.instagram.com/yukiito326/

リンゴきんとん

調理時間30分

材料(3〜4人分)

サツマイモ(中サイズ)
1本(200〜250g)
リンゴジュース(果汁100%)
200cc
100cc
くちなしの実(お好みで)
1個
◎くちなしの実は、乾燥させたくちなしの果実で、水に浸すと黄色い色が出るのが特徴です。製菓材料店や大型のスーパーなどで購入できます。

作り方

  • サツマイモは皮をむく(ピーラーを使うと簡単です)。
  • 1cm幅の輪切りにして水(分量外)に10分ほどさらし、アク抜きをする。
  • くちなしの実は包丁の腹で割り、細長く切ったキッチンペーパーの手前に置く。手前から三角にパタパタ折りたたみ、最後にはみ出ている部分を中に差し込んで三角形にする。(レジ袋の畳み方)

    ◎不織布のお茶パックなどに入れてもOKです

  • 鍋に水を切ったサツマイモとリンゴジュース、水、③を入れて中火かける。
  • 沸騰したら弱火にし、サツマイモが柔らかくなるまで10〜15分煮る。途中、色が着いたらくちなしの実は取り出す。
  • サツマイモが柔らかくなったら、煮汁ごとマッシャーや木べらなどでつぶす。

    ◎この時、煮汁はサツマイモの高さの半分程度残っている状態です。水分が足りなければ水を足してください。

  • なめらかになるまでよく混ぜる。(冷めると硬くなるのでやや柔らかい状態でOK)。
  • 冷めたら、かたく絞ったぬれ布巾かラップにとり、上部をひねるようにして絞り目をつけて(茶巾絞り)形を整える。

コツ・ポイント

  • くちなしの実が手に入らない場合や、着色したくない場合は、工程3は不要です。

レシピ・スタイリング・撮影/舛田悠紀子

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