黄色と黒のコントラストが楽しい♪「ハロウィンカボチャのパン」

日本にもハロウィンがすっかり根付きましたね。仮装まではちょっと…と尻込みしていても、かぼちゃやオバケをモチーフにしたグッズが街中を彩り始めるとワクワクする、という方も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介するのは、「かぼちゃパン」! 黄色と黒のコントラストがハロウィンのパーティーシーンを盛り上げること間違いなし。パン作りのコツをつかむには、とにかく回数をこなすこと。今から練習を始めれば、本番を迎える頃には上手に仕上げられるようになっているはずですよ。

材料

材料

かぼちゃパウダー…小さじ1
ブラックココアパウダー(無糖)……小さじ1
ぬるま湯……35〜40cc

A・強力粉……150g
A・卵……1個
A・砂糖……20g
A・ドライイースト……3g
A・塩……3g

無塩バター……40g
ペイント用のチョコ……適量

作り方

1.色付けの粉をペースト状にし、ぬるま湯で溶く
生地に色を付けるかぼちゃパウダーをぬるま湯で溶く。同様に、ブラックココアパウダーをゆるくなりすぎない程度にぬるま湯で溶く。

作り方1

粉のままだと生地にうまく混ざらないので、大事な工程です。

シーズンになると100均ショップなどでも紫や黒の色粉が売られるので、お試しを♪

シーズンになると100均ショップなどでも紫や黒の色粉が売られるので、お試しを♪

コツ・ポイント

  • 砂糖、イーストが上手く混ざり合わないとパンが発酵しないため、生地をボールに入れる際に砂糖、イーストを隣り合わせにし、塩はボウルの端に置くようにする。

2.生地をこねる
Aを混ぜ、3〜5分程度こねる。生地がまとまってきたらバターを入れる。8割程度までこねてから重さを量り、生地を正確に半分に分ける。

作り方2

コツ・ポイント

  • 手にくっついた生地をこまめに取りながら こねるのがきれいに仕上げるコツ。

3.生地を2色に色分けする
片方の生地に小さじ1くらいのかぼちゃペーストを加え、混ぜ込んでから、外から内へ掌で包むようにしてこねる。

生地肌がツヤツヤに!(写真右下)

生地肌がツヤツヤに!(写真右下)

色味を見ながら、濃くしたい場合はペーストを足していく。足し過ぎると水分量が多くなりこねにくくなるので注意。生地肌がツヤツヤになるまでこねたらOK。

4.一次発酵
ココアペーストで作る黒い生地も同様にこね、ボウルに入れてラップをかけ、暖かい場所で30~40分程度発酵させる。生地が2倍ほどになれば一次発酵完了。

一次発酵前

一次発酵前

一次発酵後

一次発酵後

5.成形して二次発酵
生地の重さを量り、色ごとにそれぞれ4等分して丸める。

作り方4の1

天部が丸く張るよう、空気を含んで膨れている面を上にして、リング状の型に、黄色と黒が交互に並ぶよう並べていく。この際、隣の生地とくっつかないよう均等になるように配置し、20~30分ほど二次発酵。

二次発酵前

二次発酵前

二次発酵後

二次発酵後

コツ・ポイント

  • 生地の綴じ目を真下にして型に置くことで、見た目がきれいになる。

6.焼成して顔を描く
二次発酵後、150度に熱したオーブンで13分ほど焼く。仕上げはコルネ(つまようじでも可)を使い、湯煎で溶かしたチョコでお顔描き。鼻、目、口の順で描くのがコツ。黒生地にはホワイトチョコでオバケの下地を。顔はパンが完全に冷めてから描くように。

完成

監修 くぼたかおり

お弁当学マスター認定講師
(一般社団法人日本キャラベニスト協会)

お弁当やスイーツなどのキャラフードを投稿しているインスタグラムはフォロワー数5万人を超える。ファッション・音楽・アニメ・フードなどの“日本のポップカルチャー”を世界に向けて発信するプロジェクト「もしもしにっぽん」で、2017年よりレシピの連載開始。今注目のキャラベニストとしてファンが急増中。

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