連載コラム「井澤綾華の働くママごはん」第18回
離乳食 信頼できる本を参考に
息子は生後6カ月で10kgも体重がありました。娘は1歳で約11kgだったので、なおさら大きく感じます。2人とも完全母乳で育ったのに、この差が不思議でたまりません。息子は離乳食も良く食べる上に、母乳もしっかり飲むので発育の勢いは止まりません。
息子を産んだ病院の看護師さんから「離乳食が難しそうだという妊婦さんに何かアドバイスをいただけませんか」と相談をされたことがあります。おそらく、若い世代のママはスマートフォンで検索し、すてきな器に少しずつ盛った「カブのポタージュ」や「ラタトゥイユ」などの手作り離乳食を見てハードルを感じたのだと思います。私もそういった類の離乳食を見た時に「大人のフルコースみたい」と口に出してしまいました。
私は、大人の料理から味付け前にすべて取り分け、食べやすい形状にするだけにしています。料理名をつけるとしたら「すりつぶしたカブ」「煮たナスとズッキーニ」です。大家族の冷凍庫は離乳食をたくさんストックするスペースがないので、作り置きも最低限2、3回分だけを冷凍するようにして、毎日1品作ってストックするといい感じにローテーションができます。
今はスマホで何でも情報を見られますが、管理栄養士という立場から言えば、自分のライフスタイルに合った信頼できる書籍を1冊手にして参考にしてほしいと思います。私の場合、確信できる正しい情報が子育ての心の支えになっていると感じています。
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