バターの風味を残して焼く「カスベのムニエル」

バターの風味が食欲をそそる「カスベのムニエル」のレシピをご紹介。カスベは煮付けや煮こごりでよく食べますが、たまには洋風の味付けで変化をつけてみませんか?

北海道では「メガネカスベ」をカスベやマカスベと呼びます。ひれの部分が食用になり、皮をむいた切り身になって売られているのが一般的。軟骨がコリコリとして食感が良く、煮物にすると汁が煮こごりになりやすい。関東以西のエイ(アカエイ)とは異なります。

材料(2人分)

カスベ(切り身)
2切れ
白ワイン
カップ1/2
A
白ワイン
大さじ2
カップ1/2
スープのもと(か粒)
小さじ1/2
B
マスタード
大さじ1
粒マスタード
大さじ1
バター
20g
少々
カリフラワー
30g
ズッキーニ
4cm
ミニトマト
8個
塩、コショウ
各少々
小麦粉
適量
サラダ油
適量
バター
20g

作り方

  • カスベは熱湯をかけて水気を切る。バットに入れてワインをかけ、10分ほどおく。
  • 鍋にAを入れて中火にかけ、半量くらいになるまで煮詰める。Bを加えてよく混ぜ、火を止める。
  • カリフラワーは小房に分けてゆでる。
  • ズッキーニは2cm角に切る。トマトはへたを取る。
  • ①の水気をキッチンペーパーで拭き取り、塩、コショウを振って小麦粉を付ける。
  • フライパンにサラダ油を熱して④を入れ、中火で炒める。火を止めて取り出す。
  • フライパンをキッチンペーパーで拭いてサラダ油を足し、⑤を入れて中火で焼き色が付くまで焼く。
  • 裏返してバターを加え、中火で焼き汁をかけながら焼いて火を止める。
  • 器に盛って②をかけ、③⑥を盛り付ける。

料理制作/東海林 明子(料理研究家) 撮影/(有)スタジオ・アイ スタイリング/信太 悦子
こちらは道新ポケットブック2016年12月号「わが家の魚料理」に掲載の記事です。

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