1年の無病息災を願う「七草粥(七草がゆ)」基本のレシピ

1月7日は「七草の日」。七草粥(がゆ)を食べて新しい1年の無病息災を願う日として広く知られています。

春の七草は「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ(カブ)・スズシロ(大根)」で、どれも縁起がよいといわれているだけではなく、年末年始のごちそうで疲れた胃腸を労わるのにもってこいの食材です。

スーパーなどで売っているパック詰めの七草セットを使って作る「基本の七草粥」のレシピを、料理研究家の舛田悠紀子さんに教えてもらいました。生米から炊く「炊き粥」と、あらかじめ炊いたご飯で手軽に作る「入れ粥」の2種類を紹介します。

教えてくれたのは

舛田悠紀子さん

料理研究家

ますだ・ゆきこ/フードコーディネーター、北海道フードマイスター。「家族に食べさせたい、優しい料理」をコンセプトに活動。広告の料理製作、カフェのメニュー開発などを行う。全国メディアで料理コラムや動画を連載中。札幌市在住。
https://www.instagram.com/yukiito326/

基本の七草粥(生米から炊く場合)

調理時間40分

材料(3〜4人分)

1合
1リットル程度
七草セット(市販)
1パック
少々

作り方

  • 米は研いでざるにあげ水を切る。
  • 鍋に米と水を入れて強火にかける。
  • 沸騰したら弱火にし、フタを少しずらしてのせてコトコト煮る。30〜40分ほど煮て、好みの固さに仕上げる。
  • お粥を炊いている間に七草を下ゆでする。
    すずしろ(大根)とすずな(かぶ)は食べやすい大きさに切り、塩を入れた熱湯でさっとゆでて取り出す。
  • 葉物類もさっとゆでて冷水に取り、水気を絞って細かく切る。
  • ④と⑤を炊き上がったお粥に混ぜる。

基本の七草粥(炊いたご飯で作る場合)

調理時間15分

材料(3〜4人分)

ご飯
お茶碗に軽く2杯(約300g)
800ml程度
七草セット(市販)
1パック
少々

作り方

  • さっと洗ったご飯と水を鍋に入れて強火にかけ、沸騰したらフタを少しずらしてのせて、弱火で10分程度コトコト煮る。
  • その間に七草を下ゆでして、①に混ぜる。

コツ・ポイント

  • どちらの作り方でも、粘りのないお粥を炊くためにはかき混ぜすぎないことがポイントです。焦げつき防止のため、かき混ぜるのは1〜2度程度にとどめましょう。

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