子どもも食べられる七草粥のアレンジレシピ②「七草入りお好み雑炊」

1月7日の「人日(じんじつ)の節句」の朝に「春の七草」が入ったおかゆを食べ、1年の無病息災を願う「七草粥(がゆ)」。スズシロ(ダイコン)とスズナ(カブ)の根には消化酵素の「ジアスターゼ」が豊富に含まれ、年末年始のごちそうで疲れた胃腸をいたわる効果も期待できます。

新春に味わいたい行事食ですが、七草独特の青臭い香りやえぐみが苦手な子どもが多いのも事実。そこで、子どももおいしく食べられるアレンジレシピ「七草入りお好み雑炊」の作り方を、料理研究家の舛田悠紀子さんに教えてもらいました。

「今回はお出汁(だし)のきいた雑炊仕立てにしました。トッピングをいろいろ用意して、お好みでのせて楽しんでくださいね」(舛田さん)

教えてくれたのは

舛田悠紀子さん

料理研究家

フードコーディネーター/北海道フードマイスター。「家族に食べさせたい、優しい料理」をコンセプトに活動。広告の料理製作、カフェのメニュー開発などを行う。全国メディアで料理コラムや動画を連載中。札幌市在住。
https://www.instagram.com/yukiito326/

調理時間20分

材料(3〜4人分)

ご飯
茶碗軽く2杯分(300g程度)
七草セット
1パック
和風だし
4カップ
しょうゆ
大さじ2
みりん
大さじ1と1/2
小さじ1
2個
トッピング例
ひきわり納豆
適量
刻みのり
適量
揚げ玉
適量
鮭フレーク
適量
小ネギ
適量

作り方

  • 七草を下ゆでする。
    すずしろとすずなは食べやすい大きさに切り、塩少々を入れた熱湯でさっとゆでて取り出す。
  • 葉物類もさっとゆでて冷水に取り、水気を絞って細かく切る。
  • 鍋に和風だしを入れて中火にかける。沸騰したら弱火にしてしょうゆ、みりん、塩で調味する。
  • ご飯はザルに入れてさっと洗い、③に加えたら中火にする。再び煮立ったら、弱火にして2〜3分煮る。
  • 七草を加えてさっと混ぜ合わせる。強火にして溶き卵を回し入れ、半熟状になったら火を止める。
  • 器に盛り、好みのトッピングをのせていただく。

レシピ・スタイリング・撮影/舛田悠紀子

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