札幌市、先進不妊治療に助成開始 1回上限3万5千円

札幌市は12月19日、不妊治療のうち保険適用の生殖補助医療と併用した先進医療の治療費に対する助成事業を始めたと発表した。対象は、4月1日以降に治療を開始し、治療初日の妻の年齢が43歳未満の夫婦で、助成額の上限は1回あたり3万5千円。

道の制度で、治療費の3割は自己負担し、残りの7割に対して助成額が算定される。助成費用は道と市が半分ずつ負担する。

国の承認を受けている医療機関で実施している先進医療が適用される。具体的には、受精卵を撮影して状態を調べる「タイムラプス」など。自宅から医療機関までの交通費も助成する。

問い合わせは市不妊専門相談センター、電話011・622・4500へ。(蒲生美緒)

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