卵子凍結保存 東京都は助成、想定の6倍の希望者 道内でも高まる関心

凍結乱視を使った妊娠までの流れ

将来の妊娠に備え、健康な女性が行う卵子の凍結保存への関心が高まっている。若いうちに採卵し、加齢による妊娠率の低下を防ぐのが狙いで、東京都が少子化対策として昨秋始めた独自の助成事業は、18日までに1800人超が申し込んだ。ただ、高額な費用負担や採卵時のリスクがあり、必ず妊娠できるとの保証はない。関係学会や不妊治療を手掛ける道内の医師らは「正しく理解した上で検討を」と訴えている。

一般的に女性は30代後半から卵子の数の急減や質の低下などで、妊娠しにくくなるとされる。日本産科婦人科学会(日産婦)によると不妊治療での妊娠率も加齢とともに低下する。キャリア形成で重要な時期と妊娠適齢期が重なり、出産のタイミングに悩む女性は少なくない。そのため…

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