連載コラム「井澤綾華の働くママごはん」第49回
末っ子も通園 慌ただしい春 朝はメニュー定番化
空知管内栗山町の新しい交流拠点施設「栗山煉瓦創庫(れんがそうこ)くりふと」が、JR栗山駅前に誕生しました。2月には、私たちが生産に力を入れているサツマイモに関係したプレオープンイベントを開催。4月1日に行われたグランドオープンイベントでは、わが井澤農園も施設のキッチンを使わせていただき、臨時のレストランを営業しました。タマネギたっぷりのカレーなどを提供し、好評でした。
くりふとは、栗山町の観光や、まちの今を発信するため、町が整備しました。元は農協のれんが倉庫だった建物です。レンタル食堂のほか、3Dプリンターやレーザーカッターなどを使用できるものづくり工房も併設する面白い場所です。8、9日には、4年ぶりの開催となった「くりやま老舗まつり」の連携イベントもあり、私も家族や子どもたちと遊びに行くなど、久しぶりににぎやかな春を楽しんでいます。
畑にも、春がやっと訪れました。ジャガイモやタマネギの定植、サツマイモの苗作りなどで農作業も大忙し! きっと例年通り、サクラのお花見はかなわないでしょう。その代わり、認定こども園への送迎の間などに、近くの公園に寄って少しだけサクラの木の下で遊ぶなどして、工夫しながら親子一緒に季節を楽しみたいです。
子ども3人のうち、この春からは1歳の末っ子もこども園に通い始め、朝がより慌ただしくなりました。
子どもの朝ご飯は定番化しています。お茶わんによそったご飯の半分にサケフレークやふりかけ、しらすをのせ、主菜として卵料理、焼き魚、ソーセージのいずれかを。副菜は大人の野菜のおかずを取り分けておきます。それにヨーグルトまたはフルーツを添えて準備万全! 腹ペコで起きてくる子どもたちのため、なるべく待たせず食べてほしいから、朝はあまり考え込まなくてもよいメニューにしています。
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