この夏のお出かけ計画は進んでいますか？ 遠方への旅行は叶わなくても、近場で気軽に楽しめて、非日常感を味わえるのがキャンプです。今年もキャンプブームは健在。まだキャンプ未体験のファミリーも、今年こそデビューしてみませんか？ そこで、mamatalk読者にぴったりな、子連れにおすすめのキャンプ場をピックアップ。初心者でも楽しめる設備が充実していて、子どもが遊びを満喫できる道央エリアのキャンプ場を6カ所紹介します。

ファミリーランドみかさ遊園（三笠市）

自然に囲まれたレジャー施設の中にあるキャンプ場

桂沢ダムの下流に位置するレジャー施設内にあるキャンプ場なので、子どもが楽しめるアトラクションが充実。無料のバーベキュー施設もあるので、子どもだけでなく家族みんなが楽しめるキャンプ場です。

また、山に囲まれているテントサイトは、どこを見ても緑がいっぱいで、芝生もきれい。そんなキャンプサイトが無料で利用できるというのは驚きです！ キャンプ場から札幌方面へ車で約20分、国道12号線沿いには道の駅「三笠」があり、直売所では周辺の農家で取れた新鮮な野菜が購入できます。

子ども連れにおすすめのポイント

テントサイトの近くにある「じゃぶじゃぶ池」は、水深が浅く、小さな子どもでも水遊びが楽しめます。水着や着替えのほか、着替え用ポンチョも持っていくと便利。ほかにもゴーカートやジャンボすべり台、バッテリーカーなど子どもが楽しめる遊具が充実しています。化石のまち三笠らしく、ティラノサウルスやブロントサウルスなど恐竜のオブジェも。

（写真提供／ファミリーランドみかさ遊園）

栗山公園キャンプ場（栗山町）

子どもに人気のSL広場やミニ動物園も♪

自然豊かな栗山公園の一角にあるキャンプ場。10カ所あるテントサイトは芝生敷きで、木々に囲まれた静かな空間が広がっています。水洗トイレや、洗い場、バーベキューコーナーなどの設備も充実。比較的小規模なキャンプ場なので、のんびりとした時間が楽しめるのも利点です。

公園内には入場無料の「なかよし動物園」や本物のSL機関車の展示などもあり、子どもも飽きることなく遊べます。10時から14時までデイキャンプができるので、キャンプはハードルが高いというファミリーには、まず日帰りでの利用もおすすめ。

子ども連れにおすすめのポイント

栗山公園内にある「なかよし動物園」には、ウサギやヤギ、エゾシカ、モルモットにポニーなど、子どもたちに人気の動物がいます。1カップ100円でエサを購入すれば、エサやり体験ができるほか、土日や祝日にはウサギ小屋の中に入れる「うさぎふれあいタイム」も実施。

アクティビティが豊富に揃う園内では、すべり台やブランコ、広い砂場などを備えた「遊具広場」で思いきり遊べるほか、「SL広場」では本物のSLをバックに記念写真を撮ることもできます。

（写真提供／栗山公園）

しのつ公園キャンプ場（新篠津村）

道の駅と温泉に隣接する湖畔のキャンプ場

札幌から車で約1時間、新篠津村にあるキャンプ場。しのつ湖岸に広がる公園内は、きれいに整備されていて、快適なキャンプが楽しめます。予約不要のフリーサイトが200組分あるという広大さ。コンロやイスのレンタルも利用できます。

園内にはボート乗り場やバッテリーカー、遊具、遊水路など子どもが喜ぶ遊び場もあり、道の駅「しんしのつ」や野菜の直売所、「しんしのつ温泉たっぷの湯」も隣接。自分でテントを張って楽しむキャンプのほか、高級感あふれるキャンプセットでアウトドアを満喫できるグランピング、初心者でも気軽に楽しめる手ぶらでキャンプも可能。初心者にも利用しやすいキャンプ場です。

子ども連れにおすすめのポイント

しのつ湖で楽しめるアクティビティが充実。白鳥ボートに乗ったり、無料のレンタサイクルでサイクリングロードを走ったり。釣りにチャレンジすることもできます。さらに地面から水が湧き出る遊水路では裸足になって水遊びも。ここは特に子どもたちに大人気。水鉄砲などを持って行くとさらに楽しめそう。展望塔のある公園は小高い丘になっているので、キャンプ場全体を見渡せ、芝生でのびのび遊べます。

（写真提供／新篠津振興公社）

オートリゾート苫小牧アルテン（苫小牧市）

北海道最大＆高規格のオートキャンプ場

オートサイトのほかに、ログハウスやデッキハウス、キャビンなどの宿泊施設が充実しているので、テントの中で寝ることに不安を感じる子連れファミリーにもうれしいキャンプ場。しかも場内に温泉施設「ゆのみの湯」があるほか、センターハウスには無料のシャワーやコインランドリーもあって至れり尽くせり。

トイレはもちろん、炊事棟の設備もあり、快適にキャンプが楽しめます。手ぶらでバーベキューが楽しめるコーナーも手軽でうれしい！ 北海道では珍しく通年で営業しているので、秋以降もキャンプ体験ができます。

子ども連れにおすすめのポイント

広大な敷地内には、水遊びができる「あそんで池」や木製遊具のある「ぼうけん広場」があり、思い切り体を動かして遊ぶことができます。さらにセンターハウスの近くには、小さな子どもが楽しめるコンビネーション遊具や、花火ができるコーナーも。花火禁止のキャンプ場も多い中、これはうれしいですよね。ほかにも、パークゴルフや乗馬、カヌーなど親子で遊べるアクティビティが充実。

（写真提供／株式会社苫小牧オートリゾート）

マオイオートランド（長沼町）

充実の設備で初心者ファミリーにも人気

車をテントのすぐ横に停められるオートサイトには、電源付きが33区画。そのうち、6区画には専用の給水栓もついているので、キャンプ初心者にも人気が高いキャンプ場です。炊事棟ではお湯も使えます。

木々に囲まれたサイトは、どこにいても全体が見渡せるので、子どもたちものびのび遊べそう。管理受付のセンターハウス内には売店があるので、うっかり忘れものをしても安心。水洗トイレや台所が付いたコテージは赤ちゃん連れにもおすすめ。

子ども連れにおすすめのポイント

キャンプ場のほぼ真ん中にコンビネーション遊具があって遊びも充実。オートサイトは1区画が広々としているので、大人の目の届く場所で子どもを遊ばせられるのもうれしい限り。レンタサイクル（有料）もあります。すぐ近くにある「ながぬま温泉」の半額券がもらえるので、夜や帰りは温泉入浴で汗を流すことができます。

（写真提供／長沼町役場産業振興課商工観光係）

いわないオートキャンプ場 マリンビュー（岩内町）

夜景＆海を眺めながらキャンプ

岩内町の高台にあり、日本海や積丹半島を臨むロケーションが魅力です。海を眺めながらバーベキューを楽しめるほか、夕日が沈んだ後は、日本夜景遺産にも登録されている夜景やイカ釣り船の漁火を眺望できるとあって、大人気のキャンプ場。晴れていれば、満天の星空も楽しめます。

キャンプサイトは芝生で、キャンピングカーサイト、カーサイト、フリーサイトがあります。このほかログハウス風のコテージや遊具広場など、設備も充実。近隣で新鮮な野菜や海の幸を手に入れれば、豪華なバーベキューが楽しめる本格的なオートキャンプ場です。

子ども連れにおすすめのポイント

2020年にリニューアルしたばかりの遊具広場には、幼児用と小学生用の複合遊具があり、成長や体力に合わせて楽しむことができます。遊ぶ場所も広いので、自由に走り回ってもOK。広々としたセンターハウスには無料シャワーやランドリーがあるので、遊んで汗をかいた後も快適に過ごせます。すぐ近くには「いわない温泉郷」があり、日帰り入浴も可能です。

（写真提供／岩内町役場）