魚のヒレ見て食べて 札幌・アオアオで企画展 限定フードも

ヒレが棒状に立った「ハタタテハゼ」。「鰭展」では特徴的なヒレを持つ生物が展示されている

ヒレが棒状に立った「ハタタテハゼ」。「鰭展」では特徴的なヒレを持つ生物が展示されている

魚が水中で泳ぐのに必要なヒレに着目した企画展が3月23日、札幌市中央区の都市型水族館「AOAO SAPPORO(アオアオサッポロ)」(南2西3)で始まった。魚によって形状や機能などが大きく異なり、普段は見逃されがちな器官を来場者たちは熱心に観察していた。

「鰭(ひれ)展~ヒレがあればなんでもできる~」と題し、メダカや金魚といったなじみ深い魚のヒレの違いや、特徴的なヒレを持つ生物などを紹介。6階の飲食店「シロクマベーカリー&」では、エイヒレのフリット(650円)などのメニューも販売しており、大勢の家族連れでにぎわった。札幌の西岡北小2年、野口櫂世(かいせい)さん(8)は「いろいろな種類の魚のヒレを見ることができて楽しかった」と話した。

同館スタッフの竹市このみさん(25)は「ヒレは前進するのに欠かせない器官。これから新生活を迎える人が元気になるようなメッセージを館内各所に掲示しているので探してみて」と呼び掛けている。

企画展は5月末まで。3月31日、4月30日、5月31日にはスタッフが見どころを紹介する無料ツアーがある。企画展は無料だが、入館料がかかる。問い合わせは同館、電話011・212・1316へ。

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