お花見弁当レシピ

薄焼き卵で包むだけ!「ツナときゅうりのふくさ寿司風」

お花見シーズン到来! 今年のお花見は「ふくさ寿司」を作ってみませんか? ふくさ寿司とは、五目寿司を薄焼き卵で袱紗(ふくさ)のように包んだもの。茶巾寿司と比べて包むのも簡単で、華やかに仕上がります。

今回は「ふくさ寿司風おにぎり」をメインにしたお弁当の作り方を、料理研究家の舛田悠紀子さんに教えてもらいました。お弁当のメインおかずには「冷めてもおいしい鶏の唐揚げ」、副菜に「ししとうとラディッシュの素揚げ」、「タケノコのソテー」を用意しました。

「お子さんでも食べやすいように、ツナとキュウリの混ぜご飯を巻いてみました。薄焼き卵は冷凍もできるので、何枚か焼いてストックしておけば、オムライスや錦糸卵などに使えますよ」(舛田さん)

教えてくれたのは

舛田悠紀子さん

料理研究家

フードコーディネーター/北海道フードマイスター。「家族に食べさせたい、優しい料理」をコンセプトに活動。広告の料理製作、カフェのメニュー開発などを行う。全国メディアで料理コラムや動画を連載中。札幌市在住。

ツナときゅうりのふくさ寿司風

調理時間30分

材料(5個分)

3個
ひとつまみ
砂糖
大さじ1
水溶き片栗粉
片栗粉大さじ1/2+水大さじ1
温かいご飯
茶碗2杯分(300g程度)
油切りしたツナ
1缶
キュウリ
1/2本
麺つゆ(ストレート)
小さじ2
マヨネーズ
大さじ1
トッピング例
花型で抜いたニンジン
梅模様のかまぼこ
山椒(さんしょう)の葉

作り方

  • キュウリは縦半分に切る。スプーンなどで種の部分を取り除き、細かく切る。

    ◎キュウリは種の部分を除いておくと水っぽくならない。

  • ご飯にツナとキュウリ、マヨネーズ、麺つゆを加えて混ぜ合わせる。
  • 卵に砂糖、塩、水溶き片栗粉を加えてよく混ぜ、ざるでこす。
  • 直径20cmのフライパンにサラダ油少々(分量外)を入れ、中火で熱する。
  • フライパンが温まったら火を止め、卵液を1/5量流し入れる。
  • 再び弱火にかけ、表面が乾いて卵の縁が焼き固まってきたらひっくり返して火を止め、余熱で10秒ほど焼く。
  • 同様に4枚焼く。
  • 薄焼き卵の中央にご飯をのせ、左右、手前、向こうの順に折りたたんで包む。

    ◎あらかじめご飯適量をラップで包んでおくと包みやすい。

  • 冷めたら弁当箱に詰めて、好みでトッピングを飾る。

冷めてもおいしい鶏の唐揚げ

材料

鶏もも肉
1枚
漬け汁
しょうゆ
大さじ1
日本酒
大さじ1
おろしショウガ
1かけ
ハーブソルト
小さじ1/2
片栗粉、揚げ油
各適量

作り方

  • 鶏肉の余分な脂肪を取り除き、一口大に切る。ボウルやビニール袋などに【漬け汁】の材料を合わせ、鶏肉を1時間以上漬ける。

    ◎下味をしっかりつけて味をしみ込ませるのが、冷めてもおいしい秘訣! 前の晩から漬けておくのがオススメ

  • 漬け汁をしっかりと切り、ハーブソルトを加えてよく混ぜる。

    ◎水分を切ることでカリッと揚がります。

  • 片栗粉をまんべんなくまぶす。
  • 中温と低温の間くらいで時々返しながらじっくりと揚げる(7分程度)。
  • 最後に高温にしてカリッとさせる。 箸で叩いてカリッとした手応えがあれば完成。

レシピ・スタイリング/舛田悠紀子 撮影/中嶋史治(BLUE COLOR DESIGN)

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