女性起業、苫小牧で融資件数増 訪問看護、鍼灸治療、キャリア支援… 既存サービスが届かぬ分野対応

訪問看護ステーションの事務所で社員と打ち合わせをする後藤さん(左)おきゅうの据え方を実演する中山さん(中)キャリア支援会社の社長を務める大沢さん(右)

苫小牧市内で女性による起業の機運が高まっている。日本政策金融公庫(日本公庫)によると、2022年度に市内の女性に起業資金を融資した件数は11件で、増加傾向にあるという。今年起業した女性のうち、訪問看護師、鍼灸(しんきゅう)師、キャリアコンサルタントの3人は、高齢化の進展による需要増や、既存のサービスで手が届きづらい分野に対応して事業を展開している。

「志を同じくする仲間と自分たちの力を試したかった」。10月1日に市内で訪問看護ステーション「リール」を開設した株式会社リアリ社長の後藤香織さん(51)は、こう語る。

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