【こどもの本棚】なかえよしを『ぞうさんとねずみくん』
今回のテーマは「ゾウ」
推薦者 吉田真由さん(士幌町したしみ図書館)
いいところ みんな違う
札幌市円山動物園で生まれたゾウの赤ちゃんが話題になっていますね。「ぞうさんとねずみくん」(なかえよしを作、上野紀子絵/ポプラ社)=写真=は、人気の「ねずみくんの絵本」シリーズの中の一つ。大きなゾウがページいっぱいに描かれています。
大好きなねみちゃんから、木の実を取ってと頼まれたねずみくん。でも木登りはできないし、高いところは怖い。ねずみくんは、やすやすと実をつかみ、遠くも見渡せて力も強いぞうさんをうらやましがります。
吉田さんは、「みんなそれぞれの良さがあるということが伝わり、私自身、感動したお話です」と話します。3歳ごろから。
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「ぞうって、こまっちゃう」
クリス・リデル作絵、田中薫子訳/徳間書店
「ぞうのエルマー」
デビッド・マッキー文絵、きたむらさとし訳/BL出版
「ぼくのおとうとは機械の鼻」
エアーダイブ絵、みんなのことば舎文、土畠智幸原案/みんなのことば舎
(2023年10月24日 北海道新聞帯広・十勝版掲載)
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