児童書専門店「こども冨貴堂 」土井美千代さんおすすめの本6選(2023年2月)

【2023年2月】児童書専門店「こども冨貴堂 」土井美千代さんおすすめの本6選

旭川平和通買物公園の絵本・児童書専門店「こども冨貴堂」代表を務める土井美千代さんが、幼児、小学校低・中学年、高学年別におすすめの絵本や児童書を紹介します。

幼児におすすめの絵本

『ホッキョクグマのプック』(あずみ虫/作)

ホッキョクグマのプック

カナダ生まれのホッキョクグマのプックは、生まれてはじめて巣穴から外の世界へとびだします。広い自然は、プックにとって知りたいことばかり。やさしいおかあさんに見守られながら元気に走りまわります。

おかあさんが時々鼻を高くあげて、においを感じ取っています。危険を感じたら、いつでも安全なところへ身をかくすのです。大好きなおかあさんといっしょだから、プックはのびのびと遊べます。

ある日おひるねしていると、ライチョウが歩いてきたので思わず追いかけ、がけから転がり落ちてしまいました。迷子になったプックは、おかあさんに会えたのでしょうか。カナダの大自然の中で生きるプックの愛らしさとたくましさが、たっぷり伝わってきます。(童心社 1,650円)

『リッランとねこ』(イーヴァル・アロセニウス/作・絵 ひしきあきらこ/訳)

リッランとねこ

こんなことあるはずない! でも絵本は軽やかに、ナンセンスなお話ができるのですね。

小さなリッランがおもちゃのむちで遊んでいたら、おおきなねこが来て背中に乗せてくれました。さあ、冒険の始まりです。ねこはたったか走り、出会う動物たちはびっくりして逃げていきます。

やがて大きな町にやってきて、王様の馬車についていき、お城に招待されました。ジュースやおかしやくだものなど、おいしい物を夢中になって食べたリッランとねこは、おなかがぱんぱんです。 その時、パーンと…

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