【こどもの本棚】岡部敬史『ちがいがわかるとおもしろい!東日本と西日本 』
今回のテーマは「くらべてみると」
推薦者 村上暁子さん(帯広市図書館)
文化や習慣 見える地域性
世界各国の文化や動物の雄と雌の違いなどを紹介する本を村上さんに教えてもらいました。「いろいろなことを比べてみると、違いに気付いたり、新しい発見があったりします」と村上さんは話します。
「ちがいがわかるとおもしろい! 東日本と西日本」(岡部敬史編著/汐文社)は、同じ日本でも、西と東では文化や習慣にさまざまな違いがあることがわかる学習書シリーズ。全3巻あり、第3巻=写真=は「ことば・あそび」がテーマです。
紙を壁に留める針のことを何と呼びますか? じゃんけんや「だるまさんがころんだ」のかけ声は、どんな風に言う?
当たり前に思っていた事も、比べてみると地域性が見えてきます。家族や同じ地域に暮らす友人と一緒に読んで話し合ってみたら、異なる点が見つかるかもしれません。小学校高学年ごろから。
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中山由美著、秋草愛絵/Gakken
(2022年12月13日 北海道新聞帯広・十勝版掲載)
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