帯広市児童会館、屋内遊び場改修オープン ボルダリングや大型ブロックなどの遊具を設置

帯広市児童会館の屋内遊び場に設置されたボルダリング設備で遊ぶ小学生ら(北波智史撮影)

帯広市児童会館の屋内遊び場に設置されたボルダリング設備で遊ぶ小学生ら(北波智史撮影)

帯広市児童会館(緑ケ丘2)は1日、屋内遊び場を改修オープンした。新型コロナウイルス禍で家にこもりがちな子供に体を動かしてもらおうと、新たに小学生向けコーナーを開設し、ボルダリングや大型ブロックなどの遊具を設置した。屋内遊び場の改修は21年ぶり。同館は「天候にも左右されないので、のびのびと遊んでほしい」とPRしている。

今回改修したのは同館2階にある第2講堂の約75平方メートル。卓球台があった場所に小学1~6年対象のコーナーを新設した。壁面に高さ2.8メートル、幅7.2メートルのボルダリング設備を設置。自由に組み立てられるウレタン製のブロックや、ジャンプが楽しめるエアマットなど頭と体を使って遊べる3種類の遊具も置いた。

このほか、幼児から小学2年向けの屋内遊び場「もっくんひろば」には、歯車や磁石を使ったブロックなどを壁面に設置した。

改修費は計975万円。8月末に完成し、9月にオープンする予定だったが、緊急事態宣言発令に伴い延期していた。

この日は子供たちが早速訪れ、ボルダリングに挑戦。突起物やロープを使って壁を登り、楽しんだ。帯広・若葉小3年の佐藤真翔君(9)は「緊急事態宣言中は家で過ごすことが多かった。久しぶりに体を動かせて楽しかった」と満足げな様子だった。

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