妊産婦に交通費補助 仁木町 健診・出産、近距離でも

仁木町は、お産ができる直近の産科医療機関から25km圏内に暮らす妊産婦に対し、妊婦健診時や出産時の交通費を補助する独自の支援事業を始める。

妊産婦の経済的負担軽減と、安心して子どもを産み育てる環境を整えるため。道は既に同様の事業を行っているが、対象は直近の産科医療機関から25km以上離れた妊産婦に限られている。

ただし、町内にはお産ができる産科医がなく、小樽など近隣の医療機関に頼るしかないことから、道の事業内容と同額の交通費を町独自で補助する支援策の導入を決めた。

補助単価は、715円(片道分)で、往復分が支払われる。利用上限は、健診が産前14回、産後1回。出産時が1回の計16回。本年度の事業費は50万円で、町は22日開会予定の定例町議会に議案を提出する。(松嶋加奈)

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