大きな遊具、芝生も広々　リニューアルした日高町冒険広場が人気

【日高】門別総合町民センター（町富川東）そばの公園「日高町冒険広場」が、休日を中心に町内外の家族連れでにぎわっている。老朽化した遊具を大幅改修して4月末にリニューアルオープンし、新たな大型遊具や築山が登場。思い切り体を動かしたい子どもたちに人気だ。

冒険広場は遊びを通して子どもの体力向上を図る目的で1993年に開設。昨年8月から改修し、町民アンケートの結果を踏まえ、滑り台やボルダリングが楽しめる複合遊具と、高さ2.5メートルの築山を新しく整備した。

日高町教育委員会によると日高管内に大型の遊具がある公園は少なく、天気が良い日には町内外から50人以上が車で訪れる。芝生にシートを敷いてピクニック気分を楽しむ親子もいるという。

兄弟3人で来ていた平取・紫雲古津小2年の村上陽一君は「大きな遊具があって思う存分遊べる」と笑顔。1歳の息子と訪れた日高町の主婦、今野あゆみさん（35）は「（息子は）広々とした芝生で体を動かせて楽しそう」と目を細めた。（横田望）

（2022年6月3日 北海道新聞朝刊掲載記事）