函館公園こどものくにの「カエル釣り」 タイミングに大人も苦戦

大人も夢中になるこどものくにの「カエル釣り」

「ほらそこ、右の黄色!」「横の緑だって!」

函館公園の遊園地「こどものくに」(函館市青柳町)で、人気を集めている遊具が「カエル釣り」だ。夢中になっているのは、むしろ大人。一匹でも多く釣ろうと、子どもへの指示がつい大声になってしまう。

ルールは単純。直径約2メートルの円の中で、口をパクパクさせる黄色や赤色などのおもちゃのカエルを、重りが付いた釣りざおで引っかける。2分以内に親子2人なら15匹、子ども1人なら7匹釣るとクリアで、「つり名人カード」がもらえる。別の遊具でもう一枚カードを集めれば1回くじ引きができる。

一見簡単そうだが、口の開きとのタイミングが合わない。カエル80匹のうち、1匹で2匹扱いとなるラッキーな銀色のカエルが2匹。狙いを定めるも、円がゆっくりと回転するので、これまた難しい。親子で40匹以上釣る強者もおり、「しゃべらずに無心でたくさん釣っていくお父さんも多いです」と同園マネジャーの加藤大地さん(23)。息子の横で口うるさい私は、まだまだ初心者だ。

カエル釣りを含め、どの遊具も利用料は1回300円。営業時間は、5日まで午前10時~午後5時。6日からは平日午前11時~午後4時、土日祝は午前10時~午後5時。問い合わせは(電)0138・22・5039へ。(芝垣なの香)

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