快走ゴーカートに歓声 函館・梁川交通公園が新装開園

今季営業の初日、ゴーカートや一新された遊具を楽しむ親子ら

今季営業の初日、ゴーカートや一新された遊具を楽しむ親子ら

函館市は梁川交通公園(梁川町24)のリニューアルを終え、1日から今季の営業を始めた。初日は快晴の中、新たに舗装されたゴーカートコースでの運転や、新たな遊具を楽しむ子どもたちの歓声が響いた。

同公園は信号機や道路標識が設置された園内のコース上をゴーカートで走り、運転体験を通じて交通ルールやマナーを学べる。

昨年6月から行われた改装工事ではゴーカートのコースが全面舗装され、園内には障害の有無などを問わずに遊べる「インクルーシブ遊具」が設置された。

管理事務所も新たに整備され、以前の10倍ほどの広さに。交通安全の座学教室ができるスペースが設けられ、屋外にあった休憩室やトイレを集約した。

1日は函館三育認定こども園(市五稜郭町)の園児32人が招かれ、市の交通指導員から横断歩道の渡り方について、歌に合わせて学んだ。年長の木村凌さん(5)は「公園がきれいになって楽しく遊べた。また来るときは気をつけて道を渡りたい」と話した。

開園は午前9時~午後5時。今季は10月31日まで。月曜定休(春休みや夏休み、祝日を除く)。ゴーカートは1回100円。問い合わせは同公園、電話0138・52・1637へ。

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