飼育員が「推し」の17種紹介 新さっぽろサンピアザ水族館

スタッフの「推し」のデンキナマズを鑑賞する子どもたち

新さっぽろサンピアザ水族館(札幌市厚別区)で16日、スタッフの「推し」の生き物を集めた特別展示が始まった。通常は公開されていない魚や水生生物を中心に、計17種類が並び、飼育員の愛情がこもった解説文やポップと合わせて、来場者の目を引いている。

子どもたちの春休みにちなんだ催しで「推し」がテーマの企画は初めて。

カクレクマノミや、タツノオトシゴの一種「ポットベリーシーホース」、オオグソクムシなどを展示している。福田利幸館長や飼育員ら6人が、お気に入りの生物を2~4種類ずつ選び、それぞれの好きなしぐさや特徴などについて、パネルで解説している。

福田館長は「飼育員の目線を通じて、生き物の面白さを再発見してほしい」と話している。

4月7日まで。入館料は高校生以上千円(4月1日から1200円)など。

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