子宮頸がん予防接種、道内進まず 22年度27% 副反応懸念か 「キャッチアップ接種」個別通知求める声

子宮頸がんの罹患数と死亡数の推移

子宮頸(けい)がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐHPVワクチンの接種が、道内で進んでいない。定期接種の対象となる小6~高1相当の女子は公費で受けられ、接種機会を逃した人が多い1997年度~2006年度生まれ向けの「キャッチアップ接種」も25年3月末まで公費助成が受けられる。医師らは「若いうちに打つ方が効果が高い」として対象者に接種を促している。

HPVワクチンの公費助成の対象者

「世界は子宮頸がんの撲滅に向かっているのに、日本は増加傾向だ。副反応の印象も尾を引いているが、周知方法にも課題がある」。札幌市産婦人科医会会長で、にしかわウイメンズヘルスクリニック(札幌市中央区)院長の…

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