水中の縁起物集合　タツノオトシゴ、イセエビ、アワビ…　サンピアザ水族館で展示

辰年にちなみ、タツノオトシゴの仲間「ポットベリーシーホース」が展示されている水槽

札幌市厚別区のサンピアザ水族館（厚別中央2の5）で、縁起が良いとされる生き物を展示する特別企画「おめでタイね！『水中の縁起もの！』」が開かれている。今年の干支（えと）「辰（たつ）」にちなみ、タツノオトシゴの一種「ポットベリーシーホース」のほか、縁起物のイセエビやアワビなども展示し人気を集めている。

特別企画では、縁起物の生き物15種類を展示。生態を解説するパネルもある。

ポットベリーシーホースは体長約20センチで、タツノオトシゴの仲間の中でも大型。雄2匹と雌1匹のほか、赤ちゃん数匹が、ゆらゆらと泳ぐ。水槽の前には高さ150センチほどの鳥居を設けて神社に見立て、無料のおみくじも設置している。

このほか、「フリソデエビ」や「リュウキュウフジナマコ」など縁起物や初夢にちなんだ名前をを持つ生き物も展示している。

江別市から訪れた若木柚葉ちゃん（3）は、ポットベリーシーホースを眺めながら「ゆっくり泳いでいてかわいい」と笑顔だった。

21日までの午前10時～午後5時（最終入館午後4時半）。おみくじは無くなり次第終了する。入館料は高校生以上千円、3歳以上中学生まで400円、3歳未満無料。（長峯亮）