「福袋」どんな本かはお楽しみ 岩見沢4図書館、1月5日から貸し出し

岩見沢市内4図書館で年明けから貸し出す「としょかん福袋」。中身は開けてからのお楽しみという

岩見沢市内4図書館で年明けから貸し出す「としょかん福袋」。中身は開けてからのお楽しみという

【岩見沢】市立図書館など市内4図書館が1月5日から、新年恒例の「としょかん福袋~あなたのために選びました」を実施する。職員のおすすめ本をタイトルが分からないよう包んで貸し出す企画で、今回で10回目。利用者からは「新春に、新たな本との出合いを楽しめる」と好評だ。

「新年にふさわしく、幸せや夢を感じられるもの」をテーマに、2015年から毎年司書らが本を選定。英字新聞で包み、通常と同じ14日間貸し出す。市立図書館によると、毎年数日で用意していた分がなくなる人気ぶりで、これまで延べ1200人以上が借りたという。

今回も大人や幼児、小学生向けなど年齢層を分けて、絵本や実用書、料理本、小説などさまざまな分野の本が1、2冊入った福袋を用意。それぞれ「金運上昇」「読み聞かせが楽しい絵本」「リラックスタイム」など中身がイメージできる一言が添えられる。

同館の木村あづさ司書は「毎年利用者からは『普段は手に取らないジャンルの本を読めて面白かった』と好評。開けてみるまで分からない楽しさを感じ、読書の幅を広げるきっかけにしてほしい」と話す。

福袋は市立図書館に65組、来夢21図書館に20組、第一小図書館と北村学習交流館に各10組を用意し、なくなり次第終了。各図書館では「今年のラッキー本」などを紹介する職員手作りのおみくじ「ぶっくじ」も引ける。(横田望)

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