皆さんはいま、笑顔で子育てができていますか？ 自分の子育て環境に満足していますか？

厚生労働省が6月2日に発表した2022年の人口動態統計によると、女性1人が生涯に生む子どもの推定人数を示す「合計特殊出生率」は1.26で過去最低となりました。

道内の出生数は前年より2356人少ない2万6406人で過去最少。合計特殊出生率も前年比0.08ポイント減の1.12で、少子化の加速が鮮明になりました。合計特殊出生率は5年連続の低下で、全国では東京都（1.04）、宮城県（1.09）に続き、3番目の低さ。このままだと北海道の未来はどうなってしまうのでしょうか。

そんな北海道を「笑顔で子育てできる場所」にするためのヒントを探る番組「北海道道『北海道の子育て どうしましょう ～少子化対策へのヒント～』」が、6月30日（金）の午後7時半からNHK総合で放送されます。

「笑顔で子育てできる場所」にするためのヒントを、鈴井さんと一緒に探ります

NHK総合で毎週金曜に放送中の「北海道道（ほっかいどうどう）」は、地域の課題や時事問題から、自然、紀行、ドキュメンタリー、ヒューマンストーリー、ドラマ、バラエティまで、あらゆるジャンルのテーマを取り上げ、「知っている」ことの奥にある「知らない事実」や「知られざる魅力」を発掘しながら、北海道の現在と未来を考える番組です。

MCを務めるのは俳優の鈴井貴之さんと多田萌加さん。「私たちはまだまだ、本当の北海道を知らない！」をキーコンセプトに、北海道の話題を親しみやすく伝えています。

6月30日（金）の放送では、「北海道の子育て どうしましょう ～少子化対策へのヒント～」と題して、地域の孤立しがちなママとお年寄りが手を取り合って子育てに向き合う新たな取り組みや、育休真っ最中のパパの奮闘と苦悩の密着ドキュメントなど、北海道で子育てに関わる人たちの最前線の現場を取材。厳しい現状を見つめつつ、先進事例なども紹介しながら、北海道を「笑顔で子育てできる場所」にするためのヒントを鈴井さん・多田さんと一緒に探ります。

放送はNHKで6月30日（金）午後7時半から。放送後から2週間は、見逃し番組配信「NHKプラス」でいつでも視聴できます。

北海道で子育て真っ最中の人たちは、今どんな壁に突き当たり、地域や社会はどのようにそれを乗り越えようとしているのでしょうか。

ぜひこの機会に視聴して、北海道の子育ての現状と未来について一緒に考えてみませんか。