札幌市の潜在的待機児童は高止まり 需給バランスに地域差

希望する認可保育施設に空きがなく入所を諦める「潜在的待機児童」が、札幌市は4月1日時点で前年同期比2人減の1199人となり、高止まりが続いている。保育の需給バランスが地域によって偏りがあることも課題として浮かぶ。一方で認可保育施設のうち7割近くが定員割れとなった。市は地域の状況を見極めつつ整備を進める方針だが、解消は見通せていない。

札幌市の21日の発表では、区ごとの潜在的待機児童は北区が170人、豊平区が164人だった一方、清田区が26人、厚別区では58人と開きがある。地域によって子育て世帯数に差はあるものの、特定の園に応募が集中することなどが要因とみられる。

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