車いす用スロープ、背もたれ付きブランコ… 札幌の農試公園に「インクルーシブ遊具」
札幌市は4月13日、障害の有無にかかわらず遊べる「インクルーシブ遊具」を導入した広場を、西区の農試公園内にオープンした。スロープ付きの遊具などが設置され、多くの親子連れが楽しんだ。
老朽化した遊具の更新に合わせ、同公園内の広場約4千平方メートルに遊具14基を新設。そのうち7基を障害のある子どもに配慮した仕様にした。
広場には、車いすのまま高さ約2メートルまで上れるスロープがついた複合遊具や、姿勢を保持するのが難しい子どもでも安定して座れる背もたれ付きのブランコ、車いすからでも乗り降りしやすい高さの回転遊具など、7種類が設置された。
手稲区の主婦中村夏未さん(30)は息子の篤人君(2)と訪れ「遊具の段差が低かったり、スロープが付いていたりして、小さい子どもを連れてきても安心して遊べる」と話していた。(長峯亮)
関連記事もチェック
この記事に関連するタグ
What’s New
- お出かけ
- ALL
Editor's pick up
Ranking
- すべて
- お出かけ
2024
5/9
THU
Area
道央
小樽・ニセコ・積丹