ジャンボ滑り台に歓声 大沼公園「雪と氷の祭典」開幕

3年ぶりに復活したジャンボ滑り台を楽しむ子どもたち(中本翔撮影)

3年ぶりに復活したジャンボ滑り台を楽しむ子どもたち(中本翔撮影)

【大沼公園】道南の冬の一大イベント「大沼函館雪と氷の祭典」が2月11日、大沼公園広場で始まった。新型コロナウイルス禍を受けて中止していた恒例のジャンボ滑り台や露店が3年ぶりに復活し、多くの家族連れでにぎわった。

七飯町と函館市、北海道新聞函館支社などでつくる実行委が主催し毎年開催している。

同広場で人気を集めたのが、大沼の天然氷で作ったジャンボ滑り台。祭典開幕直後から行列ができ、全長20メートルのレーンを歓声を上げながら滑り降りていた。町内から父母と訪れた田中梨渉さん(8)、陽菜さん(5)姉妹は「すごく早くてびっくりした」「楽しい。もう1回滑る」と声を弾ませ、再び行列に並んでいた。

地元小中学生が作った雪像約20基も展示。来場客は、シマエナガや映画のキャラクター「ゴジラ」の雪像などをスマートフォンなどで撮影していた。

同会館ではキッチンカーの軽食販売やハンドメイド雑貨販売店などが並ぶ「大沼ルシェ」を初開催。来場客が昼食や買い物に立ち寄っていた。

12日まで。いずれも午前10時~午後4時。ジャンボ滑り台は25日まで楽しめる。(石橋崇)

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