育児支援「ファミサポ」9月開始 根室で20日、紹介イベント

スタートイベントへの参加を呼びかけるオハナの池田さん

スタートイベントへの参加を呼びかけるオハナの池田さん

【根室】市が9月に始めるファミリーサポートセンター(ファミサポ)事業のスタートイベントが20日、清隆町1の保育施設O’hana(オハナ)で開かれる。市から事業の委託を受ける同施設が主催。事業の説明のほか、子どもも楽しめるようヨーヨーつりや輪投げなどのコーナーも設ける。

ファミサポは、育児を手伝ってほしい「利用会員」が買い物や介護などで子どもの面倒を見られない際に、事前講習を受けた「提供会員」が一時的に有料で子どもを預かる仕組み。オハナは両者の仲介役となる。市立保育所の一時預かりと比べ、乳幼児から小学生までの幅広い年代に土日祝日も対応するのが特徴だ。

利用会員は小学生以下の子どもを持つ根室市民が対象。提供会員は子どもに関する知識や緊急時の対応方法などを学ぶ計24時間の事前講習を受ける必要がある。講習は無料で、31日~9月9日の6日間行う。

20日のイベントは事業を安心して利用してもらうために開く。説明会では事業の仕組みを紹介し、利用会員、提供会員の申し込みを受け付ける。子ども向けには輪投げや魚つり、消しゴムくじなどを設ける。オハナの池田明香さんは「遊びに来るだけでもいいので、足を運んで」と話す。イベントは午前10時~正午、午後1~3時で予約が必要。申し込みはオハナの電話0153・27・6972または応募フォームへ。(武藤里美)

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