• 潜在的待機児童 北見4月28人 増加傾向に歯止め

    今年4月に認定こども園として始動した「ところ認定こども園」。0歳児も受け入れている

    希望する保育所に入れない北見市の潜在的待機児童は4月1日現在、前年同月より14人少ない28人で、増加傾向に歯止めがかかった。市は認可保育所の定員を拡充した成果とみる。市は潜在的待機児童をゼロに近づけ、需要がさらに高まるとみられる低年齢児の受け入れに対応するため、保育士などの人材確保に力を入れる。

    市内の過去5年の潜在的待機児童(いずれも4月1日現在)は2016年はゼロだったが、17年が14人、18年が21人、19年が43人、20年は42人と増加傾向だった。希望に関係なく、どの保育所にも入れない国定義の待機児童は今年4月1日現在ゼロとなっている。

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    市内の4月1日現在の総受け入れ定員は認可保育所や認定子ども園など41施設で3419人。市は潜在的待機児童を減らすため、前年同月から125人増やした。

    このうち市花月町の認定こども園「北見のぞみ幼稚園」は新たに1、2歳児を受け入れ、定員を45人から86人に拡大した。常呂自治区の常呂保育園とかもめ保育所を統合して今年4月に開設した「ところ認定こども園」は0歳児の受け入れを始め、定員は従来の1~5歳児の計60人から、0~5歳児の80人となった。

    さらに、これまで認可外保育園だった市美山町の「キューピーキャッスル保育園」が今月から認可保育園に。市の定員が60人増え、認可保育所を希望する保護者の受け皿となった。

    定員の維持や低年齢児の受け入れ拡充には職員の確保が不可欠で、現在は「余裕がある保育所もあれば、ギリギリのところもある」(市子ども未来部)という。市は潜在的待機児童の解消に向け、各施設で年齢ごとの受け入れ定員を調整するほか、保育士の資格がなくても保育の現場で働ける「子育て支援員」の養成を後押しする考えだ。(先川ひとみ)

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