やっと再開、運動教室 恵庭 1年4カ月ぶり 子ども躍動

作田文子代表(右端)のサポートで、バドミントンの道具などを使った運動を楽しむ子どもたち

作田文子代表(右端)のサポートで、バドミントンの道具などを使った運動を楽しむ子どもたち

【恵庭】新型コロナウイルス禍で中断していた市民ボランティアによる子ども向けの運動教室が1年4カ月ぶりに恵み野小体育館で再開され、子どもたちは跳び箱やボール遊びなどを楽しみ、目を輝かせた。

運動指導者や自衛官などでつくる「子ども体力向上プロジェクト」の主催で、3歳~小学2年生を対象に基礎的な運動動作を身につけてもらう狙い。2016年1月から月1回、市内の小学校体育館で開いてきたが、20年9月以降中断していた。

教室は8日に開かれ、感染対策として年齢で2部に分け、計60人が参加。5歳以上の部では、子どもたちははだしになり、ボランティア12人の支援を受け、跳び箱やボール投げ、逆立ち、床での運動などで約1時間、汗を流した。

恵み野小2年の竹田拓生(ひろき)君(8)は「跳び箱と逆立ちがうまくできた」。弟の歩生(あゆき)君(4)も参加させた父の典広さん(43)は「見ていて楽しい。少しでも体を動かしてくれたらいい」と話した。プロジェクトの作田文子代表は「子どもから元気がもらえる。運動をする子どもの裾野を広げたい」と意欲を語った。

次回は2月20日に柏小体育館で開く。午前10時(幼稚園年少~年長)と同11時半(年長~小2)の2部制で、参加費700円。電子メール(genki_eniwa@yahoo.co.jp)で申し込む。ボランティアも募集中で、問い合わせはプロジェクトの事務局(電)090・2815・8899へ。(上村衛)

※2022年1月13日(木)北海道新聞掲載記事です。

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