何の絵本? 開けてのお楽しみ 袋入り5冊セット人気 剣淵町絵本の館

何の絵本が入っているか分からない剣淵町絵本の館の「お楽しみ袋」

【剣淵】タイトルを分からないようにした絵本5冊が入った「お楽しみ袋」が、町絵本の館で人気を呼んでいる。子どもを連れているため絵本をゆっくり選ぶのが難しい保護者や、普段は読まない絵本との出合いを求める人に向けて、3カ月ごとに中身を入れ替えて貸し出している。

清水幸喜前館長が発案し、2020年春から実施。3カ月に1度、同館スタッフが「幼児向け」「食べ物」「虫」といったテーマを決め、5冊の絵本を選ぶ。中身が見えないようにした手提げ袋を、15種類ほど用意している。

昨年11月から用意しているお楽しみ袋「芸人さんが書いた絵本」には、お笑いコンビのサンドウィッチマンのコントをもとにした絵本「マイク・デービス」や、同じくジャルジャルの福徳秀介さんが文章を担当した絵本「なかよしっぱな」など5冊が入っている。

町教委社会教育グループの鈴木千尋さん(36)は「『福袋』感覚で楽しんでほしい」と話している。開館時間は午前10時~午後5時、水曜定休。(宗万育美)

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