新しい仲間に会いに来てね　栗山・なかよし動物園にヒツジ、ヤギ、アヒル

なかよし動物園の新しい仲間に加わったヒツジ3匹

【栗山】栗山公園内のなかよし動物園（桜丘2）に23日、ヒツジ3匹、ヤギ1匹、アヒル1羽が仲間入りした。今季の営業を始める27日から公開される。同園は「子どもたちの人気者になってほしい」と期待している。

ヒツジは、サフォーク種で雌2匹と雄1匹（いずれも2歳）、ヤギは雌4歳、アヒルは雄で年齢不明。これらの動物は町内の畜産農家、斉藤隆浩さん（43）が飼育していた。斉藤さんは同園で昨年にヤギの雄1匹が死んだことを知り、同園を運営する町の指定管理者に寄贈を申し出た。

動物は23日に斉藤さんの農場からトラックで同園に運搬され、各飼育場所に移された。飼育員は「いずれも人慣れしていて落ち着いた様子。園内がにぎやかになった」と話した。

入園無料。約3千平方メートルの動物園内には、ポニーやエゾシカ、ヤギ、ウサギ、クジャク、ガチョウなどが飼育され、餌やり体験が楽しめる。