日鋼分娩休止、割れる見解 室蘭 製鉄病院が継続を示唆

6月以降の分娩の取り扱いを巡り、関係者が対応を注目している室蘭市の日鋼記念病院

6月以降の分娩の取り扱いを巡り、関係者が対応を注目している室蘭市の日鋼記念病院

常勤医師4人の派遣終了に伴い、分娩(ぶんべん)の取り扱いを5月末で休止すると発表している室蘭市の日鋼記念病院の6月以降の分娩対応を巡り、医療関係者の見解が分かれている。製鉄記念室蘭病院が5日、6月以降の市内の周産期医療体制についてホームページで「当院に集約化していくことが決定した」「低リスクの分娩は日鋼記念病院での出産をお願いする」などと、日鋼病院の分娩の取り扱い継続に言及したことがきっかけ。関係者からは日鋼病院に常勤医1人が継続して派遣されるとの見方も出ているが、日鋼病院は「何も聞いていない」と困惑している。

医師派遣の観測 背景か

 「6月以降の産婦人科診療体制について」と題した製鉄病院の発表は、6月以降、同病院が市内の妊婦の検診や出産(経膣分娩)に中心的に対応する一方、日鋼病院は帝王切開予定など主に低リスクの分娩を担当し…

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