真っ赤なイチゴ 採って食べて 増毛 果樹園、市街地に観光客

果​樹​園​の​ハ​ウ​ス​内​で​イ​チ​ゴ​狩​り​を​楽​し​む​親​子​

果​樹​園​の​ハ​ウ​ス​内​で​イ​チ​ゴ​狩​り​を​楽​し​む​親​子​

【増毛】新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛要請が解除され、観光地の町内は週末の6、7日、多くの人でにぎわいを取り戻した。果樹園でイチゴ狩りを楽しんだり、地元名物を食べ歩きしたりする観光客らの姿が目立った。

町暑寒沢の果樹園地帯にある後藤果樹園では、5月末からイチゴ狩りを始めた。町内のほか留萌や空知、旭川方面からも家族連れなどが訪れている。家族4人で来た町内の主婦大井安優実(あゆみ)さんは、赤く大きくなったイチゴを子どもと一緒にほおばっていた。

同園にはイチゴのハウス10棟のほか、露地物もある。店頭での販売や各地への発送も今月いっぱいまで続き、来月にはサクランボの季節を迎えるという。

一方、国稀酒造や国指定重要文化財「旧商家丸一本間家」などの歴史的建物が並ぶ旧増毛駅周辺では、観光客が店頭で売られている果実入りのジェラートや、タコザンギなど地元グルメを堪能しながら、散策や施設観光を楽しんだ。

留萌からドライブで来た女性は「まだコロナが怖くて遠出ができないので、近場の増毛を選んだ」と話していた。

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