自然に触れ子ども成長 森の隣に保育施設開設1年 森のこころね代表理事・松山道子さん(厚真町)

まつやま・みちこ 埼玉県出身。大学を卒業後、苫小牧市や安平町で小学校教諭として9年間勤務。長女の子育てのため退職し、2012年に任意団体「青空自主保育木もれ陽の会」を立ち上げた。22年にNPO法人「森のこころね」を設立し、代表理事に就いた。厚真町で中学3年の長女、小学3年の長男、夫との4人暮らし。

苫小牧市と厚真町を拠点に、子どもらを対象にした自然体験活動を展開するNPO法人「森のこころね」(厚真町)が活動の幅を広げている。前身の団体が12年前に発足して以来、親子に公園や森などで自然散策する機会を提供してきたが、昨年、同法人が市内で所有する森の隣接地に認可外保育施設を開設した。代表理事の松山道子さん(48)に、これまでの経緯や今後の展望を聞いた。

――自然体験活動を始めたきっかけは何ですか。

「NPO法人の前身の団体『青空自主保育木もれ陽の会』を、2012年に知り合いの親子3組と立ち上げました。野外での遊びは『汚れるからだめ』『危険だからだめ』と敬遠されがちですが、むしろ自然の中での体験が子どもの成長につながると考えました。野外での自主保育に長年取り組む神奈川県鎌倉市の団体の活動を本で知り、参考にしました。当初は、苫小牧市内の公園や森を…

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