さっぽろ雪まつり つどーむ会場で4年ぶり開催 よりどり12企画

滑り台のコースに積もった雪の除雪作業を行うなど、開幕に向けて準備が進むつどーむ会場=2日

札幌市中心部を雪氷像で彩る「第74回さっぽろ雪まつり」が2月4日、中央区の大通会場などで始まる。東区のつどーむ会場は、新型コロナウイルスの影響で中止が続き、開催は4年ぶり。屋外では、人気のチューブスライダーや氷の滑り台など12のアトラクションがお目見えするほか、高校生の雪像コンクールや飲食の販売も行われる。

氷の滑り台や迷路 飲食販売も

アトラクションは期間中(4~11日)毎日実施。チューブスライダーは、長さ80メートルの雪の滑り台をゴム製のチューブに乗って滑走する。4歳以上が対象で、土日祝日は整理券を配布する。全年齢を対象にしたのは、高さ3メートルの氷の滑り台。親子など2人一緒に乗って滑ることができ、小さな子どもも安心して遊ぶことができる。

イベントも開かれる。5日には、市内や近郊の12の高校の美術部員が参加し、雪像の出来栄えを競う「スノーオブジェコンテスト」を実施。雪像の製作時間は午前8時から午後2時半までで、来場者は製作過程を見ることができる。昨年は大通会場でコンテストが開かれ、札幌厚別高がサケに乗ってサーフィンするクマの雪像を作り優勝した。

屋内アリーナでは、飲食の販売コーナーを設ける。札幌を中心に11の飲食店が出店し、カレーライスやラーメン、ジンギスカン、いかめしなど北海道ならではのメニューを提供する。また、高さ約8メートルまでジャンプができる巨大トランポリンなど七つの大型遊具もある。つどーむ会場の問い合わせは運営本部、電話011・787・5000へ(午前10時~午後4時)。(伊藤友佳子)

2024
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