苫小牧・樽前小 児童確保に苦慮 豊かな自然生かした特認校

苫小牧市立樽前小の在校生と見学者の親子らが交流した11月上旬の学校説明会

【苫小牧】苫小牧市教委が市内唯一の小規模特認校、市立樽前小の児童確保に苦慮している。地域住民を巻き込んだ少人数教育が特色で、市内全域から入学者を集めているが、本年度の新入生はゼロ。児童数は3年でほぼ半減し、32人から17人となった。今後、さらに児童数が減れば教職員数が半減し、きめ細やかな指導という小規模特認校のメリットを生かせない事態になりかねない。

「のびのびとした雰囲気が気に入った。子ども一人一人の個性が尊重されそう」。11月上旬に樽前小で行われた学校説明会に参加した、苫小牧市内の会社員海野大輔さん(49)はこう話した。説明会には校区外から入学や転入を検討する家族6組が参加。訪れた子どもたちが在校生と宝探しや的当てゲームで遊んだ。

同校は中心部から・・・

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