産後ママの元気をサポート FMなかしべつ出演者グループが活動 11月19日フリマ、12月は赤ちゃん食堂

「産後ケアGMT」メンバー。左から国見真生さん、水野正司さん、橋本美和さん(水野さん提供)

「産後ケアGMT」メンバー。左から国見真生さん、水野正司さん、橋本美和さん(水野さん提供)

【中標津】産後ケアを中心に子育て支援の仕組みづくりを目指すグループ「産後ケアGMT」が、町内で活動している。GMTは「ジ・モ・ト」の略で、昨年、地域コミュニティー放送局の番組をきっかけに誕生した。11月19日午前10時~正午には、託児室や授乳室を無料で利用でき、お母さんたちが気兼ねなく買い物を楽しめるフリーマーケットを、中標津経済センター(町東2南2)で開く。

FMなかしべつ放送の番組「子育てエトセトラ」の出演者が立ち上げた。メンバーはパーソナリティーの橋本美和さん、元小学教諭で「子育て支援クリエーター」として講演などを行う水野正司さん、助産師の国見真生(まき)さんの3人。番組で「赤ちゃんと2人きりで長くいると、産後うつにつながる可能性がある。何かできることはないか」などと話し合ったことが発端となった。地域の中で、産後の体調管理や育児のサポートができる体制づくりを目指した。

資金は、クラウドファンディングや地元企業の寄付で集まった約15万円。まず子育てから解放し、リラックスできる時間を提供した。1歳未満の子を育てる町内の母親を対象に、整体の補助券2千円分を贈り、施術を受ける際には赤ちゃんを預かり、希望者は助産師に相談できるようにした。4月に受け付けると、20人以上が申し込んだ。

活動第2弾が今回のフリーマーケット。会場に託児室と授乳室を用意し、赤ちゃんグッズ、おもちゃ、絵本、子供服などを販売する。さらに12月には「赤ちゃん食堂」を開催予定。手作りの離乳食、母親向けの弁当を提供する企画という。問い合わせはメールmiz1192@gmail.comで水野さんへ。(実松充洋)

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