給食無償化、上川管内の自治体で差 3町が実施 旭川市は踏み切れず

東川小で、無償化された給食を食べる子供たち

東川小で、無償化された給食を食べる子供たち

東川小で、無償化された給食を食べる子供たち上川管内で公立小中学校の給食を実施している18市町村のうち、給食費を無償化したのは2023年度に新たに始めた東川町を含め、3町になった。子育て世代の経済的負担を軽くし、少子化対策につなげる狙いだが、人口の多い旭川市などは財政が厳しく、踏み切れていない。自治体で格差が生じており、「異次元の少子化対策」を掲げる岸田文雄首相は、国主導の無償化を検討している。

財源が壁 国の支援に期待

7月中旬、東川町立東川小で、子供たちが無償化された給食を味わっていた。この日のメニューはご飯、さつま汁、ニシンのおろし煮、和風サラダ、牛乳だ。4年の関口涼馬さん(10)は「東川のおいしい水、野菜でつくった給食が好き」と満足そう。4年のハウトン光さん(9)は「東川のコメはおいしいので無料になってラッキーだ」とご飯をおかわりした。

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