北大に小児集中治療室を 2030年代前半開設目指す 7月3日からクラウドファンディング
北大病院小児科(札幌)は、重篤な子どもを集中的に治療・看護する、小児集中治療室(PICU)を設立する準備を始めた。早ければ、2030年代前半の開設を目指す。幼い命に24時間寄り添うPICUのスタッフを今から計画的に育成するため、7月3日午前9時からクラウドファンディング(CF)で寄付を募る。
24時間寄り添う専門チーム育成
目標額は700万円。プロジェクトの中心メンバー、小児科PICUグループの泉岳(いずみがく)医師(44)=集中治療部助教=は「これまでどうしても命を救えない子どもたちがいた。こうした重症の子どもを救うため、専門家の集団と施設を北大病院につくりたい。北海道には、PICU不足という深刻な課題があることも知っていただきたい」と、理解と協力を呼びかけている。
道内6床のみ
北大病院小児科や日本集中治療医学会の小児集中治療協議会によると、道内のPICUは、道立子ども総合医療・療育センター(愛称・コドモックル、札幌)の1施設6床だけ。全国には…
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