サクランボ狩り、笑顔咲く 清水の観光農園「とかちしみずフルーツガーデン」

真っ赤な実に次々と手を伸ばす子どもたち=6月30日、清水町熊牛の「とかちしみずフルーツガーデン」(加藤哲朗撮影)

【清水】町内熊牛の観光農園「とかちしみずフルーツガーデン」(平中裕子代表)で6月30日、初夏を告げるサクランボ狩りが始まった。

南向きの緩やかな斜面に23種類、約500本のサクランボの木があり、佐藤錦や天香錦など4種類が食べ頃。幕別町から親子で訪れた沢野美希子さん(43)は「新型コロナで控えていたので4年ぶり」と話し、小学校が開校記念日で休みという颯吾(そうご)君(10)と琉翔(りゅうと)君(9)の兄弟はサクランボを頬張り「楽しい。おいしい」と満足そうだった。

同園によると、今年は5月中旬の遅霜で被害を受け、収穫できる実は少なめ。「例年なら7月下旬までサクランボ狩りができるが、中旬になくなる可能性も」(平中代表)という。食べ放題(90分)は中学生以上1950円、小学生1100円、幼児(2歳以上)700円。問い合わせは同園、電話0156・62・5838へ。(和田年正)

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