札幌の各施設がGWへ工夫 新設遊具やフォトスポットも登場
4月29日から始まる春の大型連休に合わせて、市民や観光客らを迎える札幌市内の各施設が遊具の新設などで工夫を凝らしている。東区の農業体験交流施設サッポロさとらんどは道内最大級の木製遊具のアスレチック広場、中央区の大倉山と藻岩山ではそれぞれフォトスポットを新たに設けた。
29日に今季営業を開始するさとらんど内にはアスレチック広場が登場。道産杉を使用した25種類の木製遊具を設置した。
遊具は野菜や農業をテーマにしており、タマネギの形をしたジャングルジムや農具の形をした丸太渡り、トウモロコシをイメージしたトンネルなどが並ぶ。同施設は「遊びながら農業や食に関心を持ってほしい」と期待を寄せている。
夜景の名所には新たにフォトスポットが登場。大倉山ジャンプ競技場の展望ラウンジには、スキージャンパーの格好をしたクマとキツネの像が既にお目見えする。
一部施設が整備点検のため休業していた札幌もいわ山ロープウェイは27日に営業を再開する。これに合わせて、頂上に新しいモニュメントを設置した。両施設を運営する札幌振興公社は「写真撮影のときに少しでも楽しんでもらい、SNSで拡散してほしい」と話している。
南区の国営滝野すずらん丘陵公園は29日から子ども向けの謎解きや森の中を歩いて虫や植物を探すビンゴゲームなどのイベントを行う。
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