エア遊具、トランポリンに竹馬も 母親らが冬の遊び場「ニセコキッズパーク」開設

親子連れでにぎわうキッズパーク

【ニセコ】地域の母親でつくるNPO法人ニセコ未来サポート隊(高井裕子理事長)が1、2月の毎週日曜と祝日、子どもたちの冬の遊び場「ニセコキッズパーク」をJRニセコ駅近くのニセコ中央倉庫群1号倉庫に開設している。運動不足になりがちな冬に、子どもたちが元気に体を動かし、親同士が交流できる場にしたい考えで、町内外の親子連れでにぎわっている。

キッズパークは2020年1月にも数日間開催。その後、新型コロナウイルス禍で見合わせてきたが、今年は3年ぶりに実施を決め、1月8日から2月26日までの日曜、祝日の計11日間に拡充し、開放している。町の地域おこし協力隊が運営をサポートしている。

会場では大型のエア遊具、大小のトランポリン、滑り台、竹馬など、企業や町の貸し出しの協力もあって、多彩な遊び道具がそろう。町内外から1日100人ほどが来場する日もあるという。1月29日も午前中から30人ほどが訪れ、子どもたちの歓声が響いた。

3歳の長女依都ちゃん、7カ月の長男葉久ちゃんと2週連続で訪れた蘭越町の会社員、江口千佳さん(38)は「天候を気にせず、子どもが楽しく体を動かせる場所は貴重で、大変助かる」と笑顔で話した。

高井代表は「親同士のコミュニティーの場にもなれば。民、官が連携し、来冬以降も活動を続けたい」と話す。だれでも利用でき、入場無料(遊具利用は1歳以上)。午前10時~午後4時。(須藤真哉)

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