冬遊び気持ちいい! 旭川、美瑛、東神楽でイベント

チューブに乗って勢いよく斜面を滑る子ども

前日からまとまった降雪があった上川管内各地で1月29日、冬遊びを楽しむイベントが開かれ、多くの親子連れでにぎわった。

チューブ滑り 転入後の親子がバスツアーで嵐山の魅力発見

旭川市では、郊外にある江丹別町嵐山地域の魅力を親子で発見するバスツアーが行われた。市内に転入して5年以内の親子5組15人が参加し、チューブ滑りなどを楽しんだ。

旭川市と旭川嵐山移住生活体験住宅運営協議会の主催。参加者は市役所からバスに乗り、チューブ滑りコースがあるパークゴルフ場「パークランド嵐山」へ。長さ100メートルのコースでは、親子が「風が気持ちいい」と声を上げながら滑っていった。

新富小1年の野村柑七(かんな)さん(7)は「勢いよく滑れて、体もジャンプして楽しかった」と笑顔。父の介護施設相談員、昭典さん(49)は「冬の嵐山は初めてで、魅力を再発見できました」と話した。参加者は江丹別特産のそば粉を使ったガレットも作って食べた。チューブ滑りは無料で、2月5日まで(同2日は休み)。雪上ドッグランも設けている。(小林史明)

雪山滑走 スリル満点 美瑛

雪原をスノーラフティングで駆け抜ける家族連れ

雪原をスノーラフティングで駆け抜ける家族連れ

【美瑛】町中心部でチューブ滑りが自由に楽しめる「びえい雪遊び広場」が、ホテルラヴニール(本町1)前にお目見えした。

広場は2008年から、美瑛町観光協会などでつくる実行委員会が開設している。町内の建築業者などが無償で雪を運び、町民有志で高さ5メートルほどの雪山や、雪像を作った。今年は1月28日にオープンし、2月19日まで開放する予定。

子どもたちは「きゃー」と歓声を上げながら、チューブに乗って勢いよく雪山を滑り降りた。札幌市の保育園児、加藤楓大ちゃん(5)は何度も雪山に駆け上り、「ちょっと怖いけど楽しい。速く滑れて気持ちいい」と大はしゃぎだった。(鳥潟かれん)

ゴムボート 白い森駆ける ひがしかぐら森林公園に「ウパシの森」

雪原をスノーラフティングで駆け抜ける家族連れ

雪原をスノーラフティングで駆け抜ける家族連れ

【東神楽】町内のひがしかぐら森林公園では冬の遊びを楽しめる「ウパシの森」が開設され、家族連れでにぎわっていた。

冬季休業するパークゴルフ場などの敷地を活用して雪遊びを気軽に楽しんでもらおうと2019年から毎冬開かれ、今年は8日に開設。スノーモービルがけん引するゴムボートに乗る「スノーラフティング」や、ロープを使って木を登る「ツリーイング」などのアクティビティーが楽しめる。

雪でできたコースで家族と四輪バギーを楽しんだ東聖小4年の斎藤鈴音さん(10)は「去年より上手に走れて楽しかった。もう1回走りたい」と笑顔だった。

営業は2月26日までの土、日、祝日。午前10時~午後3時半(受け付けは午後3時まで)。料金はスノーラフティングや四輪バギーが600円(小学生以下400円)など。問い合わせは事務局、電話0166・83・7789へ。(鳥潟かれん)

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